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2016年1月

2016年1月21日 (木)

ジェームス・ボンド映画

『007』の最新作を見たのだが、なんだか物足りないので、帰りがけにショーン・コネリー版のブルーレイボックスを買ってしまった。

ショーン・コネリーは初代ジェームス・ボンドで、私が最初に見たのは彼の作品だ。もっともそれはテレビの洋画劇場での事。劇場版はすでに二代目のロジャー・ムーアになっていた。そういう意味ではロジャー・ムーア世代なのだが、比べてみるとやはりショーン・コネリーは特別だ。

ジェームス・ボンドはイギリスのスパイで、世界を股にかけて活躍する。女と酒が好きで、いつもタキシードを着ている。いわば大人の童話、男のファンタジーだ。
見直してみると初期の三作品が面白い。今でも飽きることなく楽しめるのは『ゴールドフィンガー』、ボンドガールが美しくロマンチックなのが『ロシアより愛をこめて』、この二作品が私のお気に入りだ。
それ以降は制作費が大きくなったせいか、設定は派手になったが、話はいまいちだ。

初期のボンドは結構バイオレントな男で、女を殴ったり、盾にしたりもする。その上、一度ボンドに抱かれると敵の女でもメロメロになってしまう。まさしく男のファンタジー。
ちなみに『ルパン三世』はこの頃の『007』映画にかなり影響を受けているのが分かる。

今のボンド役は良い役者だが、ボンドというよりも敵の役の方が似合っている気がする。脚本と演出は妙に深刻になってしまい、初期の洒落っ気はあまり感じられない。兵器を開発するQはパソコンオタクみたいになってしまった。
事件もボンドの出自や犯人との個人的な恨みつらみが絡んだりして、何ともすっきりとしない。ボンドガールも大人の女というより少女みたいだ。
深刻なスパイ物はジョン・ル・カレに任せておけば良いと思うのだが、これが最近のトレンドなのか?

 

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