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2015年8月20日 (木)

『ソルジャー・ブルー』&『バニシング・ポイント』

70年代ニューシネマ二本立てである。
どちらもテレビで見た後、名画座で見て、DVDでも見直した作品。

「バニシング・ポイント」は何度も買い直している。マニアの多い作品で、いろんなバージョンが出たのだ。今回はブルーレイを買って見た。
正直、B級だと思いつつ、代えがたい魅力がある。
究極のカーチェイス物と言ってもいい。走る理由が明確に提示されていないからだ。それでも痛いほど走る理由が分かる。そんな作品だ。
この作品で初めてバニシング・ポイントという言葉を覚えた。日本語に訳せば「消失点」か。そこに向かって走るというのは、決してそこにはたどり着けないということも含めて、哲学的な何かを感じる。それがこの映画の魅力だ。

「ソルジャー・ブルー」は久しぶりに見た。
最初にシャイアンが騎兵隊を襲い、生き残った兵士と女性が二人で旅をする。ロードムービーの構成だ。最後、逆に騎兵隊がシャイアンを襲い、悪名高い虐殺シーンがある。女子供の首をはね、手足をバラバラにして、それを手に笑う兵隊たち。(マンガ「デビルマン」のクライマックスはこれの影響を受けているに違いない)
実際に起きた出来事だそうだ。
途中のロードムービーの件が思っていたよりも長かったが、映像はとても美しかった。アメリカ大陸の美しさを描くことによって、最後の惨劇を際立たせる意図だろうか。
主題歌のレコードを買って、よく聞いていた記憶がある。「いちご白書」の主題歌「サークルゲーム」のB面だった。

 

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