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2015年1月

2015年1月22日 (木)

アニー・ホールvsスターウォーズ

久しぶりに映画『アニー・ホール』を見た。

公開当時に見て、その後、名画座でも見たが、正直その面白さが判らなかった。

久しぶりに見たら、感じるところが多々あり、胸が痛くなるほどだ。

それはつまり、自分が年をとったという事に他ならない。

この映画が公開された年、私はまだ高校生だった。映画のなかのウディ・アレンは40代で、その彼が若い女と恋に落ちる。そんな話が、当時の自分に判るはずもない。

同じ年に封切られたのが『スターウォーズ』で、学校帰りに友達と見た。当然、こっちの方が面白かった。しかし、その年のオスカーは『アニー・ホール』に輝いた。

大人たちの陰謀だな。

そんな風に思ったりした。

年を取るのは残酷だし、あまり楽しいことではない。しかし、昔は楽しめなかった映画を楽しめるようになる事もある。

ちょっと得した気分だ。

 

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2015年1月 8日 (木)

チャン・イーモウの映画


『あの子を探して』を見る。

随分と昔に買ったDVDで、実はまだ見ていなかった。

面白かった。

監督のチャン・イーモウは、その後『初恋の来た道』などを作り、やがて世界マーケットを相手に作品を発表する。

しかし初期の作品の方が好きだ。

この作品の素晴らしさは、子供達の演技の素晴らしさだ。

いや、これは演技というものではない。

自然にそこに彼らがいる。そう言う映画だ。

話も面白いし、脚本も素晴らしいが、それを凌駕する子供達の存在感は、何が映画的なのかを改めて考えさせられる。

映画でしか成立しない演技なのだ。

素晴らしい。

 

 

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2015年1月 2日 (金)

デニーロとパチーノの時代

ロバート・デニーロとアル・パチーノの時代というのがあった。

現代最高の役者二人などと言われていた。

『ゴッド・ファーザー パート2』に二人とも出ていて、その後も何かにつけ比較された。勿論、私も二人のファンだ。

共演した『ヒート』はそれほど面白くはなかったが、二人が同じ画面に出ると言うだけで、エキサイティングだった。

しかし、その後二人のキャリアは少しさえないものになった。

『タクシードライバー』『セルピコ』『レイジング・ブル』『狼たちの午後』『ディア・ハンター』『スカーフェイス』etc.

刺激的だった作品群は、皆、過去の物だ。

最近では出演作すら見当たらない。

日本に来ないだけなのだろうか?

来たとしても、かつての作品ほどの輝きはない。

年を取ったから仕方ないのか?

しかし同時代の女優メリル・ストリープの作品は、いまだ刺激的だ。

映画の有りようが変わったのかも知れない。役者で映画を見るのではなく、特撮や映像の迫力で選ぶ時代なのかもしれない。

しかし、二人には頑張って欲しい。

新しい刺激を与えて欲しいのだ。

 

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