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2012年9月16日 (日)

最近読んだ本

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先週まで原稿書きで忙しかった。

原稿を書いていると何故か本が読みたくなる。原稿のための資料ばかり読んでいるのに、うんざりするのだろうか? あまり関係のない本を読みたくなる。

写真は、そんな風にして最近読んだ本の一部。

「マリリン・モンローとともに」 スーザン・ストラスバーグ
「マリリン・七日間の恋」に刺激されて読んだ。著者はスーザン・ストラスバーグ。リー・ストラスバーグの娘で、マリリンのアクターズスタジオ時代の友人であり、自身も女優である。二人の出会いから、マリリンの死による別れまで。友人としてライバルとして、そしてストラスバーグ家の姉妹の様な関係としていろいろなエピソードが描かれている。ちょっと驚いたのはセックスに関する話題。スーザンが成人した時、母親のポーラ・ストラスバーグがペッサリー(女性に装着する避妊具)を娘にプレゼントとしたって書いてあるんだけど、これって日本じゃあり得ないよね。マリリンと二人で男女の体位の話をするエピソードも出てきて、「私が一番経験した数字は69よ」なんて会話もある。
スーザン・ストラスバーグは「アンネの日記」の舞台で戦列なデビューを飾ったそうだが、私が記憶にあるのはシドニー・ルメットの「女優志願」だけだ。若く、美しく、芝居も上手かったが、マリリンの持っているカリスマ性はない。マリリンはスーザンの演技力と恵まれた環境をうらやましいと思っていたそうだが……。俳優業の難しいところだ。

「復活」 トルストイ
やっと読み終えた。話は舞台やドラマにもなっているので何となく知っていたが、読むとやはり違う。「アンナ・カレーニナ」の時にも思ったけど、やはり原作を読むべきだよな、とつくづく思った。

 

「日はまた昇る」 ヘミングウェイ
これも映画を見たことがあったが、あまり面白くはなかった。原作も以前読んだ事があるのだが、ほとんど記憶にないので、再読。新しい翻訳のおかげもあり、とても面白かった。その後の「武器よさらば」や「誰がために鐘はなる」とはかなり趣が違う。個人的には冒険小説風の「武器」や「鐘」より、こっちの方が好きだ。フィツジェラルドに通じる部分も多い。ということは村上春樹的であるという事で、ハルキ好きにもおすすめ。
 

「幻のキネマ満映」 竹中労
これは資料の意味合いも含めて読んだ。現在、「満映」や昔の撮影所の話に興味があって、引き続き「甘糟正彦」関係の本を読んでいる。


かつて撮影所に所属していた身としては、昔の撮影所を舞台にした物語に、郷愁と憧れを感じる時がある。

いつか、そういった舞台を背景にした物語を作ってみたいと思う。

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