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2012年6月 4日 (月)

「杉並演劇祭」ビデオ鑑賞会&反省会


今年の3月に参加した「杉並演劇祭」は、結果的にコンペで大賞受賞という夢は実現しなかったが、とても楽しいイベントであった。

先日、私の仕事場に俳優陣及び関係者が集まって、お疲れ会兼反省会兼ビデオ鑑賞会をやった。
本番当日に録画してもらったビデオを皆で見るというのがメインイベントであった。
19時頃に集まって、それぞれ食べ物を持ち込んだり、買い出しに行ったり。
20時過ぎ、ほぼ全員がそろったところでビデオスタート。

もっと笑いながらの鑑賞を予想していたが、皆、結構真剣に見入っている。
鑑賞後は、何だか少し空気が重い。
「いやあ、何だか落ち込んじゃったよ」という声も出る。
本当に反省してしまった様だ。

ま、正直、私も最初に見た時に、皆が必要以上に力が入っている事に気づいた。
普段ホームグラウンドにしているワニズホールと違い「座・高円寺」はかなり大きい。
そして当日は全体の尺を一時間に納めるという演劇祭の規定もあり、皆のセリフに力が入り過ぎていた様だ。

「気持ちよりも先に言葉が出てしまってる感じだね」と私が言うと、何人かが頷いていた。

芝居というのはそこが難しい。
結局の所、覚えたセリフを順番に言っているにすぎないのだか、そうとは見えない様に、つまり今その瞬間に思いついた言葉や動作が、そこに出現する様でなくてはいけない。
勿論、歌舞伎に代表される様に、作られた形の美しさ、つまり様式美を見せる芝居もある。
しかし、新劇以降のリアリズムをベースとした演技では、その瞬間のライブ感が重要なのだ。
そうでないと観客が、劇の中に入って来る事が出来ない。

勿論、それでもストーリーは伝わるし、ある種の感動も起きる。
しかし我を忘れるほど物語に引き込まれてしまう様な演技も、世の中にはあるという事を忘れてはいけない。

理想は高く掲げ、その上で今自分がいる場所を確認し、次の目標に向かって歩きだす。
そんな事の為には、有意義な「反省会」あった。

勿論、難しい話ばかりではなく、笑い話や皆の次の予定の話で、いろいろと盛り上がり、楽しい会食であった。

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