« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »

2011年9月

2011年9月21日 (水)

「両沢和幸アワー」第6弾

Epson001_800x564

 

去年の夏から始めた二人芝居「両沢和幸アワー」の第6弾をやります。

9月30日、10月1日、2日の三日間。

30日は19時、1日と2日は15時と19時の計五回公演。

場所は、いつものように新中野のワニズホール。

只今、鋭意、稽古中であります。

今回は、「天国の悶」「娘ふたり」「モグラ・シンドローム」の3作品。

「モグラ・シンドローム」は新作です。

混雑する回もあるかと思いますので、予約をお勧めします。

詳しくは、ワニズホールのホーム―ページでどうぞ。

http://www.wanizhall.net/

Image_930_1002
 

追伸。

二人芝居の前の週。

9月25日(日)のライブに参加します。

出番は20時ころ。

場所はもちろんワニズホール。

時間がありましたら、こちらも是非、来てください。

もろさわ和幸

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月17日 (土)

レッドパージ・ハリウッド

P1000037_800x600

 

「レッドパージ・ハリウッド」という本を読んだ。

買ったのは随分と前だったが、やっと読み終えた。

ハリウッドの赤狩りに関する本は以前にも何冊か読んだ事があるが、

この上島春彦氏による労作は、その情報量の多さからいっても、

決定版といった感じだ。

私は「ローマの休日」という映画が好きで、

その脚本を赤狩りで追放されている最中に書いたといわれる

ダルトン・トランボに興味を持ったことが、この手の本を読むきっかけだった。

トランボは当時売れっ子の脚本家だった。

赤狩りの時に証言拒否をして、公式にはハリウッドで仕事が出来なくなった。

しかし、それが公になった途端、彼の電話は仕事の依頼で鳴り続けたという。

「トランボの脚本が、今なら安く手に入る」

そう考えたプロデューサーがいたのだ。

実にアメリカらしいエピソードだ。

 

日本で同じ事が起きたら、こうはいかないと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月11日 (日)

ペキンパーvsキューブリック

 

サム・ペキンパーは好きな監督の一人だ。

『ワイルド・バンチ』や『ガルシアの首』などのバイオレンス映画を作った人だが、最近では語る人も少なくなってしまった気がする。

 

彼とキューブリックは、少しばかり因縁めいた関係がある。

 

俳優のマーロンブランドがビリー・ザ・キッドを題材にした映画を作ろうとしていたとき、脚本家として雇ったのがサム・ペキンパーだった。ペキンパーはテレビの西部劇シリーズを手がけていて、ブランドに目をつけられたのだ。

ブランドは監督として、『突撃』を発表した後のキューブリックに声をかけた。

ペキンパーは、それを聞いて喜んだ。『突撃』はペキンパーにとってもお気に入りの映画で、キューブリックだったらこの映画は素晴らしい物にしてくれると確信したからだ。

しかし、キューブリックの思惑は違った。

彼は自分のお気に入りの脚本家を引き連れてブランドの前に現れた。結果、ペキンパーはクビになってしまう。

その後、キューブリックとブランドも結局は決別し、ブランドは自ら監督する事になる。

出来上がったのは『片目のジャック』という映画だ。

 

その少し前、キューブリックは『現金に身体を張れ』という映画を撮っていた。キューブリックの出世作であり、実質的なデビュー作といってもいい。それ以前の映画はほとんど自主製作のようなものだった。

キューブリックはもともとカメラマンだったので、最初の数本は自分でカメラを回している。

しかし『現金……』の時には、ユニオンの問題もあり、プロのカメラマンを雇わなくてはならなかった。その時、雇ったのがルシアン・バラードだ。キューブリックとルシアン・バラードは現場で大分揉めたようだ。キューブリックがワイドレンズを前提にセッティングしたシーンを、キューブリックのいない間に標準レンズのセッティングに変更してしまい、それに気づいたキューブリックは「すぐにセッティングを元に戻さないと、君はクビだ」と言った。

ルシアン・バラードは後にペキンパーの『ワイルドバンチ』や『ゲッタウェイ』などを撮影している。その時、二人がキューブリックの悪口で盛り上がったかどうかは判らない。

 

それから何年も過ぎた後、ペキンパーとキューブリックはそれぞれ一流の監督となっていた。そして70年代の前半、ペキンパーは『わらの犬』を発表し、キューブリックは『時計じかけのオレンジ』を発表した。

この二つは当時流行りのバイオレンス映画として、批評家たちに対になって取り上げられる事が多かった。

良識的と言われる評論家たちは、この二つの映画を徹底的に批判した。「この二つの映画は暴力を肯定的に扱っている」とのこと。

キューブリックは珍しく、メディアに反論を載せている。

曰く、「わらの犬」と私の映画はまるで違う。この二つを同時に取り上げている批評家は、実は映画など見ていないに違いない。

キューブリックは正しい。この二つの映画のテーマはまるで違う。

『時計じかけ……』は実は自由意志に関する映画である。『わらの犬』まさしくバイオレンスに関する映画である。

ペキンパーは、『暴力は一つの自己主張だ』と明言している。

 

『暴力』は実は芸術における重要なテーマの一つだ。

そしてクリエイターの中には実践派と理論派がいる。つまり実際に自分が暴力を振るった事がある人と、実生活では暴力とは無縁の生活を送っている人である。

勝手な推測だが、ペキンパーは実践派でキューブリックは理論派の様な気がする。

 

そして作家が実践派か理論派かという事は、意外にその人の作る作品や生き方に大きな影響を与えているのである。

 

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月 8日 (木)

猫の身代金

P8280108_600x800

 

引き出しを整理していたら、昔の写真が出てきた。

調布に住んでいいるころに飼っていた猫。

友人の家で猫が沢山生まれたんで貰ってくれと言われて、

生後一週間くらいで私の部屋に来た。

チコという名前をつけた。

とても良くなついていて、本を読んだり、原稿を書いたりしていると、

肩に乗ってきて、手元を覗き込んでいた。

夜は、リードもつけずに一緒に散歩をした。

私の1メートルくらい後ろをチョコチョコとついて来て、

好奇心旺盛で茂みに顔を突っ込んだりするのだが、

別の猫や見知らぬ生き物に出会うと、

ピンと張っていた尻尾がしょぼんと縮むのが笑えた。

 

ある日、姿を消した。

その頃は、仕事で地方ロケに出かける事が多かった。

長い地方ロケが終わって戻って来たら、いなくなっていた。

随分と探したのだが、ついに見つからなかった。

 

可愛い猫だから、誘拐されたのかもしれない。

そんなバカな事を考え、

「猫の身代金」という企画書を書いた。

残念ながら、その時は作品にはならなかったが、

もう一度考えてみようかな、

と、この写真を見ながら思った。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月 4日 (日)

9月2日のライブ、無事に終わりました

Imgp0199_800x531

 

9月2日のライブ、無事に終わりました。

平日の昼間という事もあり、空席が目立ちましたが、

午前9時に音合わせもしておいたので、ギターとヴォーカルのバランスも良く、

私も比較的落ち着いて演奏が出来ました。

終了後、「走れ 少女よ」のCD を買ってくれた人と話をしました。

「私は東京大空襲の時、まだ赤ん坊で、母の背中にしょわれて逃げたんです。

母から聞いていたと同じ光景が唄われていて、鳥肌が立ちました」

その人は、そう言ってくれました。

 

写真は、MCの時にも話した言問橋の写真です。

あれ、前にも載せたかな?

スカイツリーも今ではほぼ外観は完成し、上に乗っているクレーンもなくなるそうです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月 1日 (木)

夏が終わる

R0011577_800x600
 

 

暑い夏も終わろうとしている。

夏は本来嫌いではないのだが、今年の夏はなんだか体がだるかった。

歳だろうか?

いや、私だけの事ではないだろう。

以前に比べて夏バテ対策の薬やグッズが目立った。

夜寝るときの冷感シートのような物も、以前はこんなに売っていなかったと思う。

地震の影響による節電のせいもあるが、なんだか今年の暑さは嫌な感じだった。

そんな夏も終わる。

 

 

さて、以前にも告知しましたが、明日、15時に中野でライブをやります。

再度のご案内です。

005_565x800


お時間のある人はぜひ……。

今日は、このためにギターの弦を張り替えました。

弦を張り替えるのって難しいんだよね。

なかなか上手くならない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »